青汁に最適な材料はケール

青汁に最適な材料はケール

青汁の材料に適している野菜の条件は、以下のとおりです。

・ビタミンやミネラルを豊富に含んでいる
・毒性が無い
・無農薬できれいに洗ってあること
・いつでも入手できること
・毎日飲んでも嫌にならない味であること

これらの条件を満たす野菜は、

・ケール
・しそ
・パセリ
・にんじんの葉
・大根の葉
・レタス

などです。

それでは、一つずつ解説していきましょう。

ケール

ケールは、南ヨーロッパ原産の野菜であり、キャベツの原種とされています。
たくさんの栄養素が含まれていて、年中栽培ができて収穫量も多いのが特徴。
味も良く、刺激性も少ないため、青汁の材料としては最適です。

また、ケールにはたくさんの品種がありますが、青汁には「ツリーケール」が良いでしょう。
葉が大きく、1枚の葉の重さは約200グラムもあり、180cc以上の青汁を作ることができます。

しそ・パセリ・にんじんの葉

しそ・パセリ・にんじんの葉には、カルシウム・リン・鉄分・ビタミンA・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンCなどが豊富に含まれています。
ただし、にんじんの葉は出荷前に切り落とされてしまうことが多いため、入手困難になっています。

大根の葉

大根の葉には、優れた成分がたっぷり含まれています。
ただし、市販されている大根の葉は辛味が強いため、「かきば大根」の葉を選ぶようにしましょう。

レタス

レタスは、他の野菜よりも成分が劣りますが、いつでも入手できるので、青汁の材料にはオススメです。
選び方としては、新鮮で濃い緑色をしたものが青汁に向いています。

その他のオススメの野菜

青汁にオススメなその他の野菜は、以下のとおり。

・キャベツの青い部分
・ブロッコリーの外葉
・カリフラワーの外葉
・水菜
・かぶら菜
・春菊
・さつまいもの葉
・大豆の葉
・かぼちゃの葉

ほうれん草は青汁に向いていない

ほうれん草は、ビタミンや栄養がたっぷりなので、青汁の材料にピッタリと思いがちですが、実はそうではありません。
カルシウムと鉄分が少なく、シュウ酸が多いため、吸収が悪いのです。

また、ほうれん草を大量に摂取し続けると、腎臓結石や膀胱結石などの病気になる可能性があります。
そのため、ほうれん草は青汁に使わないようにしましょう。